A先生とLくんの秘密の会話
「Lくん、誰のこと好きなの?」
「いわんいわん。」
「え~、教えてよ。」
「いやよ~。」
「わかった。あてちゃおう。」
「あきこせんせいやろ。」
「んな~!!ちがうわ~。
あきこせんせいなんか、だいっきらい!」
「わかったわかった。
じゃぁ、だれよ~。
教えてよ~。」
「おしえちゃらん。」
「よし。
あてちゃおう。」
「あきこせんせいやろ。」
「んも~!!
ちがうといいゆうろ~!!
ばか~!」
あははは。
というわけで、二人の女子の名前を誰にも言わないという約束で、
教えてもらったA先生であった。
だからもちろん、私たちは知らない。
推測はしたが。
ちなみに、園長ドウモトマミコは、
大嫌いの部類に入っていた。
大嫌いな人には、頼るわね。
せんせいと子どものすてき。