研修でお休みの先生の代わりに、2歳に入った。
SちゃんとNちゃんが、なぜか隣のクラスでままごとに夢中になっているらしく、
様子を見に行く。
「トントントン?」と戸を叩く真似をすると、
ちゃんと「何の音?」と聞いてくれるNちゃん。
「風の音」と応え、もう一度「トントントン」。
3度目のとき、Sちゃんが「まみこ先生って言って」というので、
お、迎えてくれるんだなと、
「まみこ先生」というと、笑顔で「どうぞ。」と言ってくれる。
そして、スープとミルクとコーヒーをごちそうになる。
なんか、楽しくやってるなと思い、
Sくんがどんな遊びをしているか気になっていた私は、
「ちょっと、私、Sくん探してるんです。」
と、その場を去る準備で種まきすると、
「Sくん、探してるの?」とNちゃん。
「うん、どこにいるか、ちょっと・・・。」
といいかけると、
「N,、Sくん、探してきてあげる。
Sちゃん、行こう。
まみこ先生は、そこで待ってて!」
とはっきり言われた。
そうきた・・・。
というわけで、私は、一人、
隣のクラスに置き去りにされたのであった。
子どものすてき。