クモというのは、けしからん生き物である。
類まれな美しい巣をつくり、
誰かが掛かってこないと、
こんな美しいものに、
触れてみたいと思わないわけ!?
と怒る。
もちろん、自分は動かない。
そして、いざ、引っかかると、
ちょっと待っててね。
糸の冷蔵庫で保管してから、
気分がのったら食べるから。
とくる。
自分のスタイル重視。
好きにしたまえ。
永遠にその舞台で。
クモのすてき。
って、誰のことだろうね。
うひひ。
保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。
毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。
けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。
あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。
きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。
子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。