子どもとは、いつも見えない糸でつながっていなければならない。
その糸は、とてつもなく伸び縮みする。
抱きしめているときは、合わさっていて、
離れているときは、細く長くつながっている。
その糸がどれだけ、しなやかで、頑丈で、透明で、太いか。
私があきらめずに愛情をこめて育てている糸は、
銀色をしていて、どことなく7色にも見える、
切っても切っても切れないもの。
なんと、天の川を越えて、地球の裏側まで伸びるもの。
いいすぎか。
それに・・・。
できればいいよね、そんなものが、できれば。
気持ちはあるけど、すぐに心が折れそうになる。
言うは易し、行うは超難し。
今、ちょっとした病気のA先生の代わりに、
私はクラス担任になり、27本の糸を出して、
子どもたちとつながろうとしている。
でも、作りたての糸は、なかなかにガタガタ。
ごめんね、と心で謝ることがたくさん。
ほんとに、ごめん。
でも、子どもと深く付き合う喜びは、
何とも言えない。
紡ぐね、この1か月。
よろしく。
そして、誰かエンチョウやって。