園長ブログ

せんせいのすてき

若草幼稚園は最高の幼稚園。

なぜかというと、20代から70代まですべての世代にまたがって、先生がいるからです。

若さもすてき、年寄り最高。

幼稚園の先生と言えば、「子どもたちが帰ったら何してるんですか?」 、これが何十年も変わらない質問です。

これに対して、いつも、「う、」 と黙ってしまう私たち。だって、いっぱいありすぎて、一言では言えません。

子どもを心からかわいいと思い、踏ん張り頑張る先生たちのすてきを綴ってみます。

2013.11.30

教材への思い

 

幼児教育の基本は、環境を通しての教育。

言語で脳みそが羽ばたけない子どもにとって、

目の前にどのような環境が繰り広げられていくのか、

ということは、非常に大切です。

 

その意味で、どんなものをどんなふうに、いつ置くのかということは、

保育の専門性が問われるところです。

 

先日、年少さんの担任の先生たちが、学年会が始まる前に、

「森に行って、赤土を取ってきます。」

 

とのこと。

今、子どもたちに必要なものを、今、調達。

その次の日には、砂では感じることができない、

滑らかさときめ細かさを楽しみながら、

土と木の実の美しいごちそうが並んでいきました。

 

そして、またある日の夕方、もう暗くなりそうな時間に、

「今から、森に行って木の実を取ってきます。」

 

と年中の担任の先生たち。

 

作品展に向かってスタートした、子どもたちの絵が光るように、

今、必要なものを、今、調達します。

採ってきた木の実は、桐の箱に入れて、ケーキのカップをしいて、

とても雑草とは思えない演出が施されます。

一つ一つが、魅力的で、美しい。

子どもたちは、その一つ一つを手にとって、

土絵の具で描いた自分の絵に、丁寧なしぐさで装飾していきます。

自分の描いた線を壊さない塩梅で、飾られる木の実たち。

ほんとうに、すてき。

 

保育の今に掛ける、先生たちの思いが、

子どもの創意工夫にあふれた動きへとつながっていきます。

 

教材へのせんせいの思い。

せんせいのすてき。