そういうわけで、遊ぶ顔のみなさんには、
心底手を焼いたが、それが、私たちには大きな学びを生んでくれた。
よく、思春期の反抗がやってくると、
「おめでとうございます。」と言われる。
言われた私は、心から、何がめでたいかわからんと思っていたが、
過ぎてみると、やはり、めでたいことがわかる。
そして、こうやって、抵抗勢力の皆さんが全力で表した子ども力にまみれて、
あれは、とても大切なことだったのだとわかる。
何が大きく変わったのかと言えば、
子ども理解を根拠とする個別対応の率を上げていくということである。
それから、それぞれの子どものペースを守る、
ということを意識した園運営の在り方。
試みは、ランチルームの開設である。
そして、いかに生活場面での自立心、自律心を養い、
誇りをもって、自分の行動にメリハリのつけられる子どもを育てるか。
あぁ、ここね。
大変、難しいけど、ここかなぁ。
試行錯誤は続く。
せんせいのすてき。