園長ブログ

せんせいのすてき

若草幼稚園は最高の幼稚園。

なぜかというと、20代から70代まですべての世代にまたがって、先生がいるからです。

若さもすてき、年寄り最高。

幼稚園の先生と言えば、「子どもたちが帰ったら何してるんですか?」 、これが何十年も変わらない質問です。

これに対して、いつも、「う、」 と黙ってしまう私たち。だって、いっぱいありすぎて、一言では言えません。

子どもを心からかわいいと思い、踏ん張り頑張る先生たちのすてきを綴ってみます。

2014.10.20

キャベツ

 

去年、作品展のテーマが虫になって、

年中さんでは、キャベツを植えようということになった。

虫のために。

で、この秋、キャベツを植えた。

虫が来ないように、ネットが張ってあった。

気持ちはわかる。

それが人の自然。

だって、食べたいよね。

きれいに育つキャベツを見たいよね。

 

だが、A先生に言う。

「虫が来るためのキャベツじゃなかったっけ。」

 

「きゃ~。

端っこに、(虫のための)一つ植えます~。」

 

とのこと。

 

それからしばらく経ったある日、

キャベツの後ろがどうも空いているとのことで、

A先生が言う。

 

「ここに、お花を植えたらどうでしょう。」

「いいねぇ。それはいい!」

「キンセンカとか。

 虫よけになるし。」

 

・・・。

虫のためのキャベツやなかったっけ!

だから!

虫が来な、いかんやん!

 

だが、心は美しいキャベツとそれを食す子どもたちに向かうのであった。

 

そして、実際、むき出しのキャベツはあっという間に青虫だらけになり、

なんか、筋が残って芸術的な形となり、

この間なんか、真ん中のあかちゃん葉っぱに青虫が頭をつっこんで埋まっていた。

しかし、ネットの中のキャベツは実にあおあおと美しい。

 

というわけで、せんせいのすてきというよりは、

人のすてき。