朝、早く出なければならなかったから、
息子の2段弁当のおかずだけ詰めて、
「ご飯は自分で詰めていってね、」と言って出勤した。
で、用事で家に立ち寄ると弁当はそのまま。
あんにゃろ~、
と自分で食べた。
その話を二人の先生にすると、
二人とも、まず第一声が、「お腹すくだろうに、大丈夫かしら、」
というものだった。
!
その発想まるでなし。
次の日も、Y先生は、私の息子の心配をしてくれた。
わたしは・・・、
わたしがこれだけ苦労して、自分の時間を割いて、
弁当を作っているのに、それを無駄にするなんて、
なんて子かしら、
としか思っていない。
この性格をそのまま息子は受け継ぎ、
順調に自己中の道を歩いている。
聞くと、水をたくさん飲んだとのことで、
それを聞くと、ちょっとおかあさんの心になった。
結局、私に全部お弁当を用意してほしいから、
彼は、わざと持っていかなかった。
かもしんない。
持って行きやがれと言いたい。
しかしながら・・・。
心配してくれた先生の心に、
まずは、相手の心配をしたり、相手を思いやる気持ちを持つことの
ほんわかした温かさを感じて、
自分を深く反省したのであった。
おかあさんのすてき。