先生がんばる第3弾、
淳江先生と日本音楽教育学会に参加した。
若草幼稚園の年長児を支えて幾星霜。
まったく門外漢だった淳江先生が、
指揮に目覚め、子どもたちと共に歌ってきた歴史を発表した。
内容は、子どもの体験がいかに大切か、
その気になるしかけがどれだけ大切か、
歌の情景をイメージし、それを表現することと、
気持ちを合わせる喜びがどんなに大切か、
というもの。
この大切さは、今年の年長さんにもしっかり体現されている。
淳江先生は、プロだよね。
ところでこの学会は、みんな異常に早口だった。
「私はゆっくり行きたいと思います。」
なんて言っておきながら、後半はめっちゃ早口やった人もおったね。
時間内にしゃべりたいことがたくさんある、
とか、質疑応答時間が5分しかない、
という理由があるにしても、
それだけ早口に「なれる」ということが、さすが音楽家。
音楽を愛する人たちの集まりで、
人の営みを愛し、人の根源にかかわるところの大切さを知っていながら、
どうしても学習の主流になれない、というはがゆさが、
反骨精神と学会員同士の協同性を育んでいる、
そんな学会だった。
いろんなことを勉強できた。
おもしろい楽器もたくさん見つけたし。
めずらしく、学会のすてき。
そして、若草幼稚園の大御所のすてき。