今年のすくすくファミリーコンサートの外部演奏は、
「あじさい太鼓」である。
ずっと、太鼓と子どもたちを出会わせたかった。
だからずっと、「太鼓がいいな。」「太鼓がいいな。」と言い続けてきた。
そして今年は、「本気で本腰入れないかん。」と思っていたら、
なんと、向こうからやってきた。
幸運とは、まさにこのこと。
それで、下見に行かせてもらいました。
太鼓は、すばらしい。
子どものエネルギーを全て受け入れてくれる。
卒園児Hくんの光輝く姿を見て、
幼稚園の100日分だね、と心で謝ったことであった。
なにしろ、その練習の仕方が、すばらしかった。
今まで、私が学んできたことが、そっくり目の前にありました。
子どもが自ら学ぶって、こういうことなんだなぁって、
学びは喜びなんだなぁと、目からウロコの練習でした。
89歳の先生の指示なんて、ほとんどない。
だけど、その理念は、あらゆる場面に通底していました。
憧れを持ち、見て真似る学習の構造化です。
はぁ。
ほんま、勉強になりました。
それにしても・・・。
思いが叶う、叶わないは、何が決めるのでしょう。
幸運がこんなふうに、向こうからやってくることもあるけれど、
ぜんぜん、そのための「時」がないってこともあります。
そうすると、もう、どうでもよくなるよね。
やる気わかんし、忘れた方がましみたいな気持ちになるよね。
いっそ、全部なくなればいいのにね。
「あじさい太鼓」みたいに、いつも物事がうまくいったら、
幸せだろうなぁぁぁ。