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日々わくわく
せんせいのすてき
毎日踏ん張り頑張る先生たちのすてきを綴っています。
2016年1月10日

 

おいしそうな土、というものがある。

それは、太陽の光を浴びたほっこりと温かい土であり、

大根やニンジンを抜いたときに、ぼくっとなる土である。

 

おいしそうな土には、空気がたくさんつまっていて、

実にふくふくとしている。

 

美しい土がある。

きめが細かくて、さらさらともなり、ねっとりともなり、

カチカチにもなる。

その手触りは、シルクにも匹敵する何かがある。

 

土は、命を育てる。

その命は、我々の命をつくる。

 

私たち大人は、子どもたちに土を伝えているだろうか。

そして、身近な小さな命たちのことを、伝えているだろうか。

大人は、みんな、虫見たら、ぎゃぁぁ、って言ってるよね。

私も、この職業でなかったら、ぎゃぁぁと言っていたであろう。

 

外人と意思疎通できないかんとか、

情報化社会を生き抜くために、いろいろな能力もいるかもしらんが、

土とか、水とか、木とか、そして、人間以外の生き物とか、

そんな命の基盤を感じられる能力や職業がなくなったら、

そもそも命がなくなりますよね。

そんなことは、エライ人たち、あんまりイメージしてないみたいね。

 

教育のイメージを命の基盤に。

それらを慈しみ、守り、育む職業へつながるように。

 

昨日の夜、私の心にしかっと入ってきたものがあった。

入ってきて住んでいるから、是非を問わず持っていようと思う。

わからないことは、わからないままにしておいても、

いつかわかるべき時に、わかるようになるであろう。

 

若草幼稚園、教育のイメージ。

 

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