園長ブログ

せんせいのすてき

若草幼稚園は最高の幼稚園。

なぜかというと、20代から70代まですべての世代にまたがって、先生がいるからです。

若さもすてき、年寄り最高。

幼稚園の先生と言えば、「子どもたちが帰ったら何してるんですか?」 、これが何十年も変わらない質問です。

これに対して、いつも、「う、」 と黙ってしまう私たち。だって、いっぱいありすぎて、一言では言えません。

子どもを心からかわいいと思い、踏ん張り頑張る先生たちのすてきを綴ってみます。

2017.10.10

わかってもらえない 

 

子どもは、言葉の世界にまだおらず、

感覚の世界にいる。

自分の思いも、はっきりわかるわけではないから、

言葉にするのはとても難しい。

夏休みにたくさんできたであろう思い出についても、

原稿用紙30枚は書けるであろう体験も、

はふはふ言いながら、

 

「あのね、動物園に行ったが。」

 

である。

その、短い言葉を一生懸命発する様子から、

何かすごく心を動かしてきたのだろうなと推測する。

 

保育者は、子どもの言葉にならない思いを読み取り、

くみ取ることが求められる。

おそらく、最も必要とされる専門性である。

 

しかし、子ども理解は、自分と言う器でしか為しえないために、

非常に難しい側面を持っている。

先日も、深く反省すべきできごとがあった。

考えてみれば、そんなことだらけではないだろうか。

 

わかってもらえないのは、つらいものである。

伝える機会や方法が合わず、せめて態度で示そうとしても、

一向に伝わらないと、激しい失望感と徒労感で満たされる。

相手が、別の境地に住んでいると、もうお手上げである。

 

子どもは、どうだろう。

われわれは、プロであるから、お手上げにするわけにはいかない。

わかったところから、最善を尽くすしかない。

個人の至らなさは、チームで乗り越える。

 

保育は厳しい世界。

 

保育のすてき。