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日々わくわく
せんせいのすてき
毎日踏ん張り頑張る先生たちのすてきを綴っています。
2024年6月10日
ヘビについて②

ネット情報で水槽の環境を整え、いざ、へびを入れようとすると、

にょい~ん、にょい~ん、と這い出ようとする。

やめて~とびびる。

理事長がシマヘビをはたいた瞬間、シマヘビはしゅるしゅると引っ込み、

それからトグロを巻いて、一切動かなくなった。

その急激な変化に驚く。

 

「なんで、急に元気なくしたのかな。」

 

と理事長に聞くと、

 

「あのとき、水に当たったから、急激な体温の変化でびっくりしたんじゃない?

ほら、変温動物じゃん。」

 

あぁ、なるほど。

 

それにしても、この意気消沈ぶりは何なのか。

「引き籠もり」である。

あまりに繊細な反応であったので、改めて生き物の弱さを想い、

人と通じ合う何かを感じた。

 

さて、シマヘビ意気消沈3日後、

子どもたちのいない土曜日の午後にツバメの雛が落ちた。

毎年落ちるが、今年の雛は、生存競争に負けた救うべき憐れな雛ではなく、

ヘビの「餌」だった。

まぁ、なんてグットタイミングで落ちてくれたわけ、

と想いながら、まだうごめく雛を手に取り、

恐る恐る水槽に入れる。

 

入れる瞬間、雛が何かを察したように、反応を示した。

うっと、私の心がうなる。

そして、水槽の中で口を開け、瀕死の状態でうごめく雛を眺めた。

 

無理。

 

と、心がしゃべった。

幼い子どもたちを相手する職業であるだけに、

こういう感じは心に重すぎる。

 

そして、シマヘビは意気消沈に集中しており、

見向きもしなかった。

 

それで、雛は死んだ。

 

続く。

 

 

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